会社を辞めるととにかく金が浮く
僕はもともとそんなにお金を使わない人なんですが、それが会社員になると途端に浪費をせざるをえなくなってくるというね(´_ゝ`)
そんで、前の会社でつらい思いを強いられながらも何とかひーひー働いていたある日に、やっと気がついた訳ですよ。
「会社相手に時間と体力を切り売りしているにもかかわらずそれに見合った給料がもらえておらず、更にその少ない給料は、会社によって損なわれた体調を回復させる事にばかり費やされている」という事に。
確かに今の僕は実質ニートな訳ですが、その分、出ていくお金も非常に最小限。
娯楽は殆ど電気代だし、家族と一戸建てに住んでいるのでその辺の出費も気にしないでいいし(一応現在でもそれなりの生活費を家に入れていますが)。
そこで、「会社勤めをしなくなった事で何が浮いただろう」というのを、思いつく限り書きだしてみました。
- 十分な睡眠時間が確保出来るようになったので、メガシャキ・眠眠打破等の眠気覚ましを買わなくなった
- またそれで体力も毎日ちゃんと回復出来るようになったので、エスカップやリポビタンD等の健康ドリンクも買わなくなった
- そいでもって、満足に体力を回復させてもらえない所為で体調を崩すという事もなくなったので、各種飲み薬や冷却シート等も買わなくなった
- 更に、ずーっと仕事続きの中での気分転換を図る為のガムやグミ等も買わなくなった
- 終電さえも逃すほどの残業を強いられると実費でタクシーに乗らざるをえなくなっていたが、会社を辞めてからはそういう出費を気にしなくてもよくなった
- 一日の半分以上の時間を会社に費やされている中、少しでも自分の時間・創作をする為の時間を作りたいと考え、電車の中でお絵描きをする為に無地のシステム手帳用リフィールを購入していたが、会社を辞めてからは普通に机の上で、その辺の適当な大きな紙を使ってのびのびとお絵描きをする事が出来るようになった(わざわざ専用に紙を購入する必要がなくなった)
- 一日の半分以上の時間を(略)創作をする為の時間を作りたいと考え、「机と椅子があって社屋から離れられる場所」を求めて昼休みのたびに喫茶店に行き入り浸っていたが、堂々と喫茶店に居座る為に毎回毎回何らかの飲み物を注文していたその料金も削減出来るようになった
(※「お金で時間を買う」という典型的な駄目例)
- 会社で使用する為の文房具を別途購入する必要性がなくなった
- スーツを着ないでいいので(稀に外に打ち合わせに行く際に着ていた)、それをクリーニングに出す必要性もなくなった
- 退職祝い・バレンタインデー等、他の社員に対する義理でしかない贈り物に出費しなくてもよくなった
- 会社とやりとりしていた分の携帯の利用料金も削減された(携帯自体詳しくないので調べてないけど)
- 土日祝になると料金が上がる店(カラオケ等)を、平日に格安で利用出来るようになった
ざっとこんな感じでしょうか。
仕事なんて、生活費と娯楽費とプラスアルファの蓄えが稼げれば十分だと思うのですよ。
生活を豊かにする為に稼ぐのであって、会社の所為でごそっと失われた色々な大切なもの(健康等)をその場しのぎの付け焼刃で埋め合わせる為に稼ぐんじゃないんですよ。
皆も会社なんて辞めちまえなどという乱暴・無責任な事は言えませんが、正社員・派遣社員・バイト等関係なく、今の仕事環境に少しでも疑問・迷い等があるならば、お金と時間と体力の費用対効果がちゃんと見合ったものであるかどうかについて、どこかで少し考えてみた方が良いんじゃないかなぁとは思います。