十字架ラビアンローズ

かつては日本経済の引き上げに貢献した団塊の世代は、今となっては逆に「日本経済を滅亡させる存在」と化してしまっているのです。

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団塊の世代は自分達が「既に使い古された過去の遺産」である事を自覚する必要がある

2014.1.15.Wed. 12:56

確かに団塊の世代は昔、発展途上の日本の経済・文化等のレベルを飛躍的に引き上げてくれたのかもしれない。
しかし、それはあくまで昔の話。
今となっては、団塊の世代がいる所為で、逆に日本が滅亡しかけていると言っていい。

団塊の世代が若かった頃は日本が発展途上段階という事もあって、働き口も多かったし経済・文化の伸びしろもあった。
しかし現在の日本はもうだいぶ成長しきって頭打ちになってしまっており、その分働き口も少なくなった。
これは団塊の世代が、言ってみれば張り切りすぎた所為で異常な速度で日本が急成長してしまい、それが現代の若者を苦しめているのだ。

しかし団塊の世代は、それを理解していない。
自分達が若かった頃に楽に就職出来たのはたまたま働き口が豊富であったというだけなのに、それを自分に実力があり労働への意欲に溢れそれを認められたからだと思い込んでいる。
現代の若者が就職難に陥っているのは、団塊の世代がいつまで経っても会社を去っていかず定員オーバーになってしまっているからだというのに、それを現代の若者は実力がない・労働に対する意欲がない・甘えがあるからだと思い込んでいる。
じゃあ、と若者達が就職難ゆえに正社員雇用以外のルートを選択すると、団塊の世代はそれを、若者達には日本の未来を背負っていくという責任感や覚悟がない・けしからんと責め立てる。
若者達が頼りにならないと思い込んだ団塊の世代は、自分達がどうにかしなければならないという思い込みを抱き、それによりいつまでもいつまでも会社に留まり続けている。
そうしてまた、若者達が就職する為の席が空かなくなる。
この繰り返し。
団塊の世代のこうした思い込みが、現在の日本にとっていかに有害なものであるかが、よく分かるだろう。

団塊の世代には「かつて自分達が日本のレベルを引き上げる事に成功した」という自負がある為、その「過去の栄光」にいつまでも縛られ続けて、自分達はまだまだ現役でいける・自分達ならばもう一度日本を盛り返す事が出来ると思い込んでいる。
しかし実際は、団塊の世代というものは、その存在自体が、もはや使い古された過去の遺産でしかない。
言ってみれば団塊の世代はWindows95で、既に時代は移り変わっているのにいつまで経っても「Windows95最強!」と謳い続け、それよりはるかにハイスペックなWindows8(=現代の若者)の事を、自分が制御出来ないというだけの理由で「Windows8は役立たずだ、やっぱりWindows95こそが正義!」とのたまっているようなものである。
いつまでもこのWindows95で回している会社に、世の中に、明るい未来があると少しでも思えるだろうか?
そういう事です。

なので団塊の世代はとっとと引退し、次の世代に席を譲るべきなのだ。
FF3のノーチラスのように、そのスペックでは到底実現出来ないはずの尋常でない高パフォーマンスを発揮出来るというのならまだしも。
人間(=日本)は血液(=労働)が循環(=進化)しないと生きて(=発展)いけず、それが詰まってしまう(=団塊の世代の居座り)などもってのほか。
というか、年金があまりもらえなくなってしまうかもしれないという危惧も、団塊の世代が会社に居座り続けて若者が働けない所為で年金を納められないでいるのだから。
もしこれを読んでいるあなたの勤める会社が、このような典型的でベッタベタな団塊の世代が上層部を占めている会社であるとしたら、そこにはもう未来はないものと思ってとっとと切り捨ててしまった方がいいのかもしれません。

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