2020.8.31.Mon. 09:24
数ヶ月前のある日ふとスマホを見たら、背面の蓋がめこっと外れている事に気がついたのでした。
閉めようと思っても閉まらなくて、しかし水やほこり等が入ってしまってはまずいだろうと思い、取り敢えずその場は家にあったビニールテープで強引に留める事に。
そして色々調べてみた結果、どうやらバッテリーが経年劣化で膨張し、それが裏蓋を圧で剥がしてしまっていたようでした。
たまたまその時は休日の朝だったので、即日でスマホの修理業者の予約を申請し、そして夕方には事なきを得るに至ったのでした。
しかし修理業者曰く、「充電中にだいぶ本体が熱くなってきて、これはまずいよ」「速やかにバックアップを取っておいた方がいいよ」との事で。
確かにかれこれ3年半以上の付き合いで、だいぶくたびれてきていたのかもしれない。
手帳型スマホカバーなもので、本体が熱を持ちだしても、その事にほぼ気づけていなかった。
今思い返せば、既に充電100%なのに充電器を差しっぱなしにしたり等、実は負担となるような事もしていた。
あとどうも最近「システムUIが応答していません」といったような事がちょくちょく発生したり、この真夏の炎天下にいたというだけでバッテリーが著しく消耗されたりと、色々とヤバい事も多かった。
なもので、そろそろもう老人を酷使しているようなものであるのかな…と思い至り、「生命力を復活させたい」というだけの理由で、スマホを替える事になりました。
気分は封神の借体形成の術。
ところがメロスにはスマホが分からぬ。
iPhoneにするかAndroidにするかは流石に徹底的に調べてAndroidを選択するに至ったけど、そこから先は何を基準に選択したらいいのかが、本当に分からない。
まだガラケーだった頃に一目惚れし先んじて購入してしまったスマホカバーを持っていたので、それに合うサイズで、あとは見た目が良くて、たまたま携帯ショップにあったパンフを見て性能も何となく良いんじゃねと思った、というだけの基準で、現在の初代スマホを選びましたからね…。
なので、スマホを替えるにしても、次はどの商品にしたら良いのかが、さっぱり分からない。
そうしたら、実は携帯ショップに行かなくても自力でスマホを替えられるという事を知り、ならば通販で「今持っているスマホと全く同じ商品」を選べばまず間違いないのでは!?と思いついたのでした。
契約プラン等を変更するつもりは特になかったし、24回払いでローンを組むのも煩わしくて嫌だったので、思い立ったが吉日という事で、早速Amazonで本体を注文しました。
因みに本体は、出来るだけ新品に近いものがいいです。
中古で売られているものもありますが、基本的にスマホは肌身離さず持ち続けるパートナーとなるので、「多少の使用感がある」「動作には支障のない程度の小さな傷がある」というレベルでも、多分気になってしかたなくなってくると思います。
SDカードとSIMカードという、とても小さい上に扱いが非常にデリケートな品物を差し替えるのに、「乗せているトレイごと差し替える」という荒業が出来た(笑)。
なので今、旧スマホには「何も乗せていない新スマホのトレイ」が刺さっていて、新スマホには「SDカードとSIMカードを乗せた旧スマホのトレイ」が刺さっていますw
一方で何故なのでしょうなぁ、同じ商品かつ、アップデートしてAndroidのバージョンも同じになっている筈なのに、ちょいちょい使い勝手が以前と異なってしまっているのだなぁ。
一番の違いは、Googleカレンダーのアイコン。
旧スマホではリアルタイムに今日の日付が表示されて、また季節に応じてときどきデザインも変わったりしていたものでした。
それが新スマホでは、常にそっけなく「31」と表示されるだけ。
日付自体はデフォルトの時計ウィジェットで確認出来るからいいんだけど、そっけなくなってしまったGoogleカレンダーのアイコンはどうも寂しい。
しかもどれだけ調べてみても、アイコンを以前のような表示に戻す方法が見つからない。
「えっGoogleカレンダーはそんな、リアルタイムに日付が変わったりなんかしませんよ」という声すら見かけるレベル。
えっ皆は、例えば7月7日には天の川が描かれたり、12月24日にはクリスマスツリーが描かれたり、4月1日には日付表記が裏返しになり右上に「?」・背景に「嘘」って描かれたりしないの??
どういう事だってばよ(´・ω・`)
それと、液晶の反応の調子がおかしいんだよな…。
反応しなかったり、スライドやフリックが勝手にタップになったり、しかもそれが二重の極みになったり、更に液晶保護フィルムを2枚重ねにしてみても変わらない。
旧スマホでは全くそんな事なかったのに、イライラする。
細かいところだと、ホーム画面が左右にループしなかったり、インストールされている全アプリのアイコンを一つにまとめたフォルダ的存在の仕様が違ったりしている。
あと何か、Twitter(他一部のアプリ)のアイコンの右上に、通知数が表示されるようになった(旧スマホにはそんな表示はなかった)。
これはちょっと嬉しい。
これはもう「各アプリによる」としか言いようがない。
ただAndroidの場合、Googleアカウントに紐づくアプリは、先述のJSバックアップでまるっと問題なさそうです。
以下は僕のスマホにインストールされているアプリでの例です、本当に「将来の僕の為」だけのまとめ。
因みに、「ユーザーID・メールアドレス・パスワードでログイン」するタイプのアプリは、それらログイン情報を控えておきさえすれば大丈夫だと思います。
今回の目的は「生きているスマホから新品のスマホへのデータのコピー」であり、(Xperia Transfer Mobileで行うのならば)そこにバックアップ作業を噛ませる必要性は特にないのですが、それでもスマホ移行とはまた別の話として、バックアップはちゃんと取っておきましょう。
スマホが物理的に破損したり、水没したり、紛失や盗難に遭ったりする危険性も、決してないとは言えませんからね。
画像や動画や音楽等のファイルはSDカードに保存しているという人も多いと思いますが、そのSDカードがやられてしまう可能性もあるので、それらもクラウドや、あるいはPC等に、同じものを保存しておくと良いと思います。
因みにJSバックアップには、設定した日時に自動的にバックアップを取ってくれる機能がありますが、日時を設定した事を忘れて、自分の知らないところでバッテリーを消耗したり、Wi-Fiが飛んでいない環境で作業されたりしたらしんどいので、個人的には手動でバックアップを取るようにした方が良いと思います。
目指すは、「例えスマホが急に死んでも、新しい別のスマホ本体と、半日くらいの時間があれば、以前の状態を概ね再現出来る」です。
主にバックアップについて、参考になったサイトを紹介します。